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2009年12月

老人ホームの叔母を慰問・夕日の写真

2009年12月28日

今年もあと僅か、今日は佐倉の老人ホームで一人暮らしをしている家内の叔母に当たる方を訪ねた。叔母は大正10年生まれの88歳、3年前には家内と3人でアラスカにオーロラ観賞の旅行に行ってくる程の元気者であったが、今春、急病で入院してから、めっきり気が弱くなった。

この老人ホームは、お医者さんも常駐し完全看護の恵まれた施設であるが、ご主人を亡くし、子供も居ない孤独暮らしのためか、訪ねて行く度に心から喜ばれる。最近は記憶も薄れがちの様であるが、それでも、過ぎ去った自分の人生を吶々と話すのが楽しみのようである。

叔母は、一ヶ月足らずの新婚生活でご主人が兵役となり戦死、その後は独立精神強く、幼稚園の先生を続けながら、お茶、お花のお師匠さん、それに、昭和20年代、まだ、車が珍しい時代マイカーを持ち、東京・熱海など職業を渡り歩きしながら女一人、気丈夫な生活を続けた。

50歳も過ぎた晩年、ホテルを経営する重役さんと再婚し、米国、スペインなどにも長く住むなど、私などと比較すると、波乱万丈の人生を送った人である。

この叔母を見ていると、短いようでも人の一生は長くロマンに満ちている。戦中、戦後の社会背景のなか、如何に逞しく生きてきたか。今のひ弱な若者の手本になるような人生である。今ひっそりと暮らす叔母を見ていると、「人生僅か50年下天のうちにくらぶれば、夢幻の如し」と詠んだ信長の句を思い出す。

時代変革・幕日の年は暮れていく。沈みゆく夕日を見ていると、来るべき年が希望の年になることを祈らずにはいられない。

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日米開戦の日に平和を思う。大山千枚田写真

2009・12・8

今日は日米開戦の日、私が10歳の時である。あの日大本営発表のラジオの声が今でも耳に残る。それから、4年後何百万人もの犠牲者と日本国土が焼け野原になり、無条件降伏となった。

思えばどうして、あのようなバカな戦争をしでかしたのか?国の指導者の判断が国民をどん底の不幸に落しめる。今も昔も変わりない。単一細胞の絶叫型指導者に民衆が煽られることが最も危ないのではと思う。

鳩山政権に望むことは、広く大勢の意見に耳を傾け、慎重に熟慮を重ね、国の将来に禍根を残さないような政策を行って貰いたい。急がば廻れ、ユックリズムのほうが間違いが少ないのではと思う。

敗戦から60有余年、今の日本にいろいろ問題があるにしろ、あの当時のことを思えば平和で幸せな国である。段々畑や棚田の稔りに心が癒され、ここに平和の原点があるようにみえる。

鴨川の大山千枚田を訪ねると収穫の終わった田圃には藁ボッチが積まれ、はや、水仙や一部には菜の花が咲き乱れ、昔懐かしい郷里の姿が頭に浮かんでくる。

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友を訪ねて鎌倉散策

2009・12・5  12・2

12・5日、今日は元職場で特に親しくして頂いた先輩で、ゴルフ仲間でもあったM氏宅を同じ仲間のK氏と訪ね、昔話に花をさかせ、其の後,小雨の中を扇ガ谷の古刹・海蔵寺・寿福寺などを散策した。

M氏は、数年前奥様をお亡くしになり、今はお一人で鎌倉の地に住まわれているが、ゴルフの腕前はシングル級、つい最近自分の年令以下で廻るエイジーシュートを達成されたとか。80歳も半ば近いが元気一杯、頂いた昼食の料理も見事、常に前向きな考え方と姿勢には、頭の下がるばかりである。

しかし、奥様を亡くされた直後は、空虚感と一人生活の大変さで、精神的にも参り、発病・死生をさ迷ったとか、漸くこれを乗り越え、今があるとのこと。この話に、わが身を考え妻の有難さが思い知らされた。言葉では言えないが、心の中で感謝々の連続である。

北条政子と実朝の眠る寿福寺金剛禅寺には、岩壁の祠に、数多くの石仏が安置され、その、一体々に長い年月を越えて、人々の苦しみと願いを癒してきた不思議な面影が宿っているように見えた。

12・2日、写真仲間と錦秋の円覚寺・などを訪ねたが、特に女人救済の駆け込み寺であった東慶寺には、歴史の面影が一杯。解説の小冊子を見ながら,紅葉の山門・石仏の佇まいなど,いにしえに想いを馳せる感動の散策を行った。

古都は、日本人の心の故里である。祖先が築いた歴史の積み上げが、今日、ここにある。多少の不満はあっても、昔から比べれば現代の日本は平和である。今日一日不足の念を抱かず、感謝の気持ちを持ち続けること、改めてかみしめた。

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