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2010年3月

日本は、もっと農業の振興をはかるべき。房州の花撮影

3月19日、22日

 先日のヒマラヤ写真の整理などで、忙しくしていたが、急に暖かくなった春を感じ、19日、一人暮らしの叔母と、房総半島の先端、白浜へドライブに行って来た。ポピイやストックなど色とりどりのお花畑が綺麗で、子供連れの観光客などで賑い、すっかり春である。菜の花の黄色が目に滲みるようであった。叔母も久し振りの外出で、鉢植えの花など買い込みながら大喜びであった。

 22日、写真仲間からの知らせで、家から4kmばかり先にある泉自然公園のカタクリの花と、近くのお寺に咲く、しだれ桜を撮りに行ってきた。可憐に咲いているカタクリも何年かの養生を経てようやく満開の花となるとのことである。何とも、いじらしく可愛らしい花である。

 さて、日本の政治はと考えるに、相変わらず鳩山総理の八方美人的な言葉しか聞こえてこない。日本の財政は最悪、超高齢化の波は足元まで、それにも増して新卒者の就職難は、社会の不安感そのものである。一体、国の指導者はどうしようとするつもりなのか。総理は耳ざわりの良い言葉だけでなく、苦い言葉も含めて、将来に向けた政治理念を語るべきではないか。

 ネパールは人口の60%が農業人口、全山が段々畑で耕されている。道も電気もインフラ整備が悪く、洗濯機さえ普及していないようである。しかし、行き会った人々は、皆、笑顔で、時間はあって無きが如し、至るところで日向ぼっこを楽しんでいる。一方日本では自殺者が年間3万人もいると言う。社会のあり方を考えてしまう。

 日本では、農業人口の高齢化で、田畑は荒れ、耕作放棄地も相当になるという。そこで、農業を振興しこの分野への就業を増やすことを考えるべきではないか。そのためには、農地の貸借を容易にし、法人化組織で近代農業ができるようにする必要があろう。日本は、今後、かってのような一人勝の工業国にはならない。新しい分野に就業人口をシフトする必要があると思う。

 しかし、何をするにしても、今の財政状況を改善しなければならない。鳩山総理は勇気をもって、税制改革をを進める必要があろう。

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ネパール・ヒマラヤを撮る旅

2010年2月15日~22日

ジョムソン街道・ナウリコットの大展望

その昔、チベットとインドを結ぶ交易路であったアンナプルナ峰を廻るジョムソン街道の、山岳写真を撮るツアーに参加した。このツアーは山岳写真家川口先生の案内によるもので参加者は18名であった。(写真をクリックすると大きくなります

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ポカラから空路ジョムソン空港に飛ぶ飛行機は、気象の都合で2日間待たされ、ようやく3日目に飛ぶなどハプニングの連続であった。

Conv5501s その間、ノーダラの丘で撮影を行ったが、30kmほど先にあるマチャプチャレ峰やアンナプルナ峰が夕日に染まりながら中天に浮かぶ景観は圧巻であった。7千m級の山岳の峰はまさに空に浮かぶ戦艦である。その迫力に心がおどった。

Conv5502s_3  3日目ジョムソン空港までの20分間、20人乗り程度の小型プロペラ機は、高度5千mほど、山岳の中腹を縫うように進んだが、目前にそそりたつ白亜の大岩壁と大氷河に心が奪われ、、大自然の雄大さと神秘性に思わず胸が熱くなるのを禁じ得なかった。

Conv5503s                                 目前に8156mのマナスル峰がそそりたった。戦後間もない頃日本人が初登頂に成功した「マナスルに立つ」のニュース映画が脳裏に浮かんできた。あの岩壁を命を かけて登り、あの頂きで日章旗を振ったのかと思うと、当時の感動が蘇ってきた。

ポカラからジョムソンまで歩けば数日は掛かるであろう。しかし、飛行機ならばひと飛びである。飛行 場はニルギリ峰7061m の麓、標高2800mにあり、近くにはチベット村らしき村落と段々畑が広がっている。我々はジープに分乗し、街道をナウリコットに進んだ。

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両側に山脈がそそり立ち、広い川原にある道はでこぼこ道で酷い。頭を車の天井に何回もぶっつけた。しかし、この山中にも人々の生活がある。ターバンを巻いたネパール人らしき旅人や、荷物を運ぶ馬、羊飼いの群れなど、そそりたつ雪山をバックにした街道は一世紀前の風情の佇まいである。途中、タカリ族の村に「いらっしゃいませ」の日本語の看板があるのには驚いた。

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2時間ほどで、絶景の展望地ナウリコットに着いた。目前に8162mのダウラギリ1峰がそそりたつ。この丘は標高約3千m弱、目前に5千mの白亜の大岩壁が立ちふさがり、中腹には大氷河が横たわる。突如、氷河に Conv5507s_2 雪崩が起きた。望遠レンズで見ると、雪煙の迫力がすごい。夢中でシャッターを押した。

ここにも、村があり段々畑がある。ネパールでは何処までも耕し、天に登っている。日本の耕作放置地などと比べて、大地に生きる人々の労苦に心から頭がさがる。本来ならばここのロッジに宿泊するはずであったが、来るのが遅れたため、昼食後ただちに引き返し、ジョムソンで宿泊、翌日ポカラに飛行機で引き返した。

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今回、トレッキングルートを歩かないで、この奥まで来て、ヒマラヤの秘境を垣間観ることが出来たことは、生涯の感動である。

詳しくはこちらのHPをご覧下さい

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