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2010年7月

八方尾根で白馬連峰を撮る

2010・7・18~19

漸く梅雨が明け青空が戻ってきた。待ちかねて山の写真を撮りたくなり、信州・八方池山荘・1泊2日の山行に出かけた。丁度三連休の日とあって車も人も大賑わい。八方尾根は後立山連峰の南北に伸びる稜線で、白馬三山の眺望が素晴らしい。ゴンドラとリフトを乗り継いで標高1840mの山荘に着いた。写真をクリックすると大きくなります。

050_2 展望台に登りカメラをセットして待つが雲が厚い。ようやく、夕方5時過ぎ日が傾きかけた頃、白馬鑓ヶ岳が姿を現した。

夕空に浮かんだ山容は感動の絶景である。しばし、時を忘れて雄大なロマンに浸った。

069_2さらに陽が沈むと、後立山連峰が燃える雲間に包まれる。

昼間の熱気がうそのよう、涼風が身体を癒し、一日のドラマが幕を閉じる。

やがて、トップリと日が暮れ、西の空に三日月が輝きだしす。

088早朝4時半 東の空が茜色に染まり、広がる雲海の上に、火打山か妙高山か黒々と横たわる。

一日の始まりは荘厳である。やがて、山頂から輝く太陽が顔を出す。この光が、1億5千万kmの彼方から、地球に生の恵みを与えるのかと思うと摩訶不思議である。

144朝5時半山荘を出発、やや、登りのハイキング道を1時間半かけ、7時半八方池に着く。

池には白馬三山が映り込み素晴らしい絶景である。この写真は後立山連峰の佇まいである。

193 八方池を後にして、唐松岳の登山道を登り稜線に立つと、目前に五竜岳と鹿島槍ヶ岳が現れる。

緑眩しい針葉樹林と輝く雪渓を越えての山容はまさに山の王者である。しばし、腰をおろしてその威容に見入る。

山道は、かなり急坂でキツイが、さらなる絶景を期待して登る。

213  突然雪渓が現れる。今年は雪が多かったとのこと。山登りの実感が湧く。

緑と、白く輝くコントラストが美しい。汗ビッショリの身体に雪渓の涼風が心地よい。

唐松岳まで1,4kmの標識が目に付く、もう少し行ってみようと頑張る。

2301_2 八方池から2時間ばかり、突然平らな稜線にでると、目前に尾根と、白馬三山がそそりたっていた。その威容さに圧倒され思わずオーと声が出る。

峰々の間に雲が流れ、千変万化の大パノラマが次々と展開されていく。感動で心が震えるようだ。

唐松岳がお城のように佇むが、さらに登頂する元気もなくなり、ここから、引き返すことにした。

115 八方尾根は高山植物の宝庫といわれる。そこかしこにいろいろな草花が咲き乱れる。厳しい山の気候に耐えながらの種族保存の息ぶきである。

小さく、可憐な「わたすげ」が一面に咲いていた。ひっそりと咲く道端の花々も目を愉しませてくれる。

今回、急に思い立って、白馬の山岳写真を撮りに行ったが、山は何時見ても心に響く「ふるさと」である。もう、後期高齢者であるが、山が見られるうちは元気に頑張ろうとの思いを強くした。

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荒れる銚子の海辺を散策しながら政治を考える

2010.7.15

今年の梅雨は前線が停滞し、九州地方は集中豪雨の連続で崖崩れや家屋の流出等、被害が甚大で,何か地球の異変を不気味に感じさせる。

雨上がりの銚子・九十九里浜を散策すると、白波と潮騒の大海原が人間社会の煩悶を超えて心に迫ってくるようだ

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さて、今回の参議院選挙では、民主党が惨敗し、その原因は唐突とした、菅総理の消費税にあっとの解説が新聞紙上などで賑わった。10715_044

                                                                   10715_080_27月2日の毎日新聞によると、昨年の税収は、所得税12、8兆円。法人税5、2兆円。消費税約10兆円とのこと。このなかで法人税は国際競争からも下げるべきと大方の政党が云っている。今でさえ44兆円もの国債を発行しているのに、もし、消費税を上げなければ大部分は所得税で負担しなければならない。

日本は益々高齢化し消費は伸びない。また、生産は中国に移っていき、とても、かってのような高度成長は望めないと考えると、所得税だけでカバーできるものではない。また、どんなに節約しても44兆円は無理である。こんな赤字を垂れ流しすれば、現在8百兆円以上もある借金はさらに膨れ上がり近い将来、国家は破綻するであろう。

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 消費税は一度には上げられない。少しづつでなければ経済に影響する。先送りするほど、国家経済は破綻に向う。政治家も国民もこのことをよくよく考えなければと思う。 

6月25日青森県・深浦町・舟戸作海岸から、日本海に沈む美しい夕日。見慣れた太平洋と違い、格別の想いが込み上げてきた。写真をクリックすれば大きくなります。

                      

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新緑の奥入瀬渓流・カメラで散策

2010.6.24~26

今回、撮影ツアーに参加し、新緑の奥入瀬渓流を散策した。千辺万化の渓流の流れと、歌うが如き、咽ぶが如きセセラギの韻律を聞きながら、心癒される楽しい旅であった。奥入瀬渓流は十和田湖を源流とし、子の口から焼山までの14kmであるが、今回は、途中バスを留めての随時散策で、疲れ知らずの気楽さであった。写真をクリックすると大きくなります。

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三乱の流れ

流れを見つめていると名前の由来が分かるような気がする。

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178 渓流には、大小様々な滝が多い。

雲井の滝は、新緑の樹木の中から湧きあがり、細く長く妖精が舞うが如く。

銚子大滝は、唯一、本流にかかる滝で、巾20m高さ7m、水量豊かで激しい滝音はジェット気流を思わせる豪放な滝である。

201 216                     川辺に佇む新緑の樹木は渓流を彩る衣である。涼風が心を清々しくする。

阿修羅の流れで、千変万化の流れを見ていると、名前の如く、波乱万丈の無常な世の流れを感じる。

352 315                   最終日16日は、白神山地を通り、秋田県の十二湖に行き、

青池からブナ林のなかを通り沸壷の池まで散策した。

池に映る鮮やかな樹木の姿見は、晴れ着の衣装・紋様にも見まがう美しさで、見入る人々におもわず歓声を誘った。

奥入瀬の途中に詩人佐藤春夫の詩が刻まれた碑文があり、その名文を読むと新たな感動が込み上げ、シャッターを押す手にも熱がこもる。

渓流と滝の流れは、写真冥利に尽きる被写体である。シャッタースピードと露出を変えながらの絵は、人間の目には見られない幻想的な光景を映し出す。デジカメの出現はこの世界を広くしたと思う。

新緑鮮やかな奥入瀬は、日本の美である。時々このブログを眺めて想いを新たにするのも、また、楽しみである。しかし、梅雨に入ってから九州では大雨の連続で被害が続いている。地球温暖化がこの美しい日本を蝕めないか心から憂える。

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