« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月

南信州・花の里の旅・原発災害に独り言

2011.4.下旬                              詳しくはこちらのHP

4月20日は一人旅、28日~30日は、所属する写真クラブの皆さんと駒ヶ根市・阿智村付近撮影の旅をした。今年は例年に比べて寒さが長引き、桜開花も1週間以上の遅れであった。

東北大地震発生から1ヶ月半、春暖と共に多少の落ち着きを取り戻しつつあるようであるが、部品メーカーの大打撃、農産物の風評被害など想像に余りある落ち込みと、原発の不安要素が日本に暗雲をもたらしている。戦前、民政党と政友会は互いに相手を非難する権力闘争に明け暮れ、軍部の台頭を許して国の行く末を誤らしめた。この轍を踏んではならない。特に自民党は産業優先第一で安全をおろそかにした責任を自覚すべきである

Conv7000 4月20日、中央道駒ヶ根ICを降り、天竜大橋を渡り、県道18号線に出る。

桜花満開、所々に散見するしだれ桜が見事である。遥か里越しに眺める南アルプスが心を癒す。

長閑なこの里山を眺めながら、津波に流され瓦礫の山となった東北の村々が痛々しく心に浮かぶ。写真をクリックし大きくして見てね。

Conv7001 栖林寺境内に樹齢100年といわれる彼岸桜があり、見事である。高台から伊那谷の農村部落が一気に見渡せ、下枝越しの宝剣岳が美しい。

見知らぬ者同士・同好のカメラマンが5~6人集まり、撮影談義しながら雲の晴れ間を待つのも楽しい。

学校の屋外活動制限「年20mmシーベルト」が緩すぎるとして小佐古東大教授が内閣官房参与を辞任したことを受けて不安が広がっているとの新聞記事。

Conv7003 4月29日阿智村の「駒つなぎの桜」を訪ねた。義経が奥州に下向するとき馬を繋いだとの伝説がある老木で、丁度、豊穣を祈る能舞が行われていた。是非とも災害を吹き飛ばし、豊作となって欲しい。

氏が日本を代表する専門家であるならば、データを告示し、どんな数値が妥当か粘り強く説得すべきではないか。日本人の自然放射腺被爆量年1,5シーベルト。医療年間被爆量2,3シーベルトとの記事を見ると、氏の主張する年間1ベルトは現実的でないかと思う。

一度に被爆した場合であるが、100ミリシーベルトで、がんなどの発症リスクは5%程度増えるが、しかし、生活環境の良し悪しは、それの数倍ものリスクがあるという。我々はいたずらに怖がらず正しい知識を持つべきである。

Conv7004 阿智村・昼神温泉郷地区、国道256号線は今の時期、花桃街道ともいわれ、春爛漫の絵巻物のような景観である。

松川町から大鹿村に入り、南アルプスの麓近く、花桃に彩られた里山があった。まさに豪華絢爛、自然に囲まれた平和で長閑な里山に心が和んだ。

老人が古い農家の庭先で日向ぼっこ。我々に盛んに話しかける。やはり、人間は人が欲しいのである。

Conv7008_2

Conv7006_2 駒ヶ根市・光善寺のしだれ桜が満開。大勢の参拝客で賑わっていた。

駒ヶ根高原はつつじが満開。池に咲く桜と美を競演していた。

こちらは、人影もまばら、宝剣岳の麓に抱かれ山の空気も美味しい。喧騒を忘れ命の洗濯である。

福島原発にマグネチュウド8の余震に備えて、今から10mの防潮堤を作るという。明治三陸沖地震などの前例があるのに、この程度の備えも出来てなかったのかと唖然とする。東電経営者はA級戦犯である。斬られの与三ではないが、給料の半分程度の反省では済まされねえ。

班目原子力安全委員長は、14年前、石橋神戸大教授の大地震・大津波による警告を全て否定したとのこと。この人は他人の意見を聞く雅量がなかったのか。

今回、初期ベントの開放の誤りが水素爆発に繋ったとの非難があるが、電源がなくとも作動する圧力調整弁が何故設置されていなかったのか。また、圧力容器から繋がる配管から冷却水か漏れたとの説もあるが、強度に不足があったのでは。素人でもいろいろ疑念が湧く。今こそ、原子力安全委員会・学者・技術者は一体となって、福島原発を詳細に検証しどんな災害にも耐えられる設計をすべきである。

もし福島原発が、今回の地震にて耐えていたならば住民の災害はもとより、世界の観る眼も違ったものとなり、その技術の信頼性は格段なものになったであろう。

しかし、なを心配なのが中部電力浜岡原子力である。今後30年間に起きる地震の確率87%といわれる東海地震の真っ只中に建っている。こんな危険な原発が現在、何故止められないのか。テレビも新聞もこの論調がないのも不思議である。

| | コメント (1)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »