« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

駒ケ岳・千畳敷カールの花畑散策

2011.7.29

今回の旅は、天候が不安定で山は霧雨模様であった。それでも、夏休みとあって、中央アルプス駒ケ岳ロープウェイは、バスセンター7時出発の一番バスから満員であった。今は高山植物の花盛り、期待をこめてロープウェイに乗車した。写真をクリックすると大きくなります

064 ロープウェイの終点千畳敷は2611m、さすがに肌寒い、10~12℃位とのこと。

今冬、来たときは一面白銀に閉ざされ、マイナス20℃、寒風吹きすさぶ荒涼たる世界であった。

それから、僅か5ヶ月余り、緑と高山植物が目に滲み季節の移ろいに目を見張った。

080 散策路を進むほど、コバイケイソウが一面に咲き、左手には、ミヤマキンポウゲの花畑があり、霧雨のなかに2931mの宝剣岳が霞んで見えた

山の息ずかいが聞こえるような素晴らしい眺めである。霧が晴れたり包み込んだり、楚々とした風情が心に滲みる。

145_2 昭和42年ロープウェイが開設されて以来、大勢の人達が訪れるようになり、植生の破壊が進んできたとのこと。

今は絶滅してしまった高山植物もあるという。この自然を大事にして、後世の人達に引き継がなければならない。

108 コイワカガミとチングルマ。

高山植物は生育期間が短い。雪解けは6月上旬、九月中旬には霜がくる。この間に発芽、開花、結実を行う。

小さく、可憐に生きる高山植物に人間の哀愁が重なってくる。

083 岩陰に、可愛いイワヒバリが遊んでいた。全長18cmぐらい、下半身が赤褐色の鳥で、高山帯のハイマツ林や岩場に生息し、人見知りしないという。

「チョチョチリリ」とさえずる姿を眺めていると心が和んでくる。

霧雨模様の中、大勢の小学生がやってきて、可愛い声がこだまし、登山姿の中高年のおじさんや、おばさん達が元気よく宝剣岳の登山を目指していった。

167_2 タカネグンナイフウロ。
ここは、まさに高山の花畑。植物図鑑を手にして花の探索をしている女性も多い。厳しい気候のなか、ひっそりと咲く可憐な花を鑑賞するのも心が癒される。

放射能汚染の賠償が牛肉から、収穫する米、さらに風評被害と広範囲に及んできた。政府は全て東電に賠償させると発表している。責任逃れで逃げまくっているとしか思えない。一民間会社の東電では完全な保障もおぼつかない。

そもそも、原子力政策は国の方針で行われ、設計基準も国の原子力保安院が作成したものである。事故の基本的責任は国であり、賠償責任も国が負うのが筋である。しっかりした賠償を行うためにも論理を明確にすべきと思う。

| | コメント (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »