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富士山は心のふるさと

2013.7.18

今年は例年に無く厳しい暑さが、早々とやってきた。しかし、ここ富士五湖地方は涼風が肌に優しく、富士山はいつ観ても美しい。

034 子供の頃は山梨に住み富士山は、身近で見慣れた風景であった。

しかし、遠く離れるようになったせいか、富士山は心の故郷のようになってきた。

終戦直後、下駄スケートで凍る河口湖に、また、夏には岸辺で泳いだ記憶が懐かしい。

私が富士山に登ったのは高校3年のとき、富士吉田駅を夜の8時頃出発し吉田登山道の馬返しを通り、5合目までかなりの距離であった。

013_2昭和27年、まだ食料も十分でなく、草鞋履きで、7合目あたりでかなり草臥てきた。

見上げると8合目、9合目がすぐ目の上にあるが、中々近かずかない。

友人5~6人の中で私は遅れ勝ち、励まされ、怒られながらの登山が懐かしい。

007 しかし、8合目のご来光は今でもハッキリと脳裏に浮かぶ。

雲棚引く雲海から、一辺の後光が輝き、たちまちにして太陽が半身を現わし、真紅に染めながら下界を照らし出した。

崇高な 、身の締まるような感激の一瞬であった。

頂上に立ったときはへとへと、それ以外の記憶が殆どない。そのときの友の半数は黄泉の国である。

038_2 私は、それ以来富士山登山はしていない。

会社生活を終わって60才半ば以降、体力に自信が持てず、とうとう登山しなかったのが残念である。

今年、富士山は世界遺産になり、登山者が激増したとか。
この日も、富士スバルラインは満車で通行規制、の表示。

戦争末期、B29の編隊が銀翼をきらめかしながら、駿河湾から富士山を目指して進入してきた。富士山は昔も今も変わらぬ姿で時代を眺めている。

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コメント

富士山 世界文化遺産 登録 おめでとう御座います。
私は一度も登山経験がなく 人は何故苦しい想いをして山に登るのか理解出来ませんでした。  頂上の素晴らしいご来光という
喜びがあることも知りました。 下駄草履懐かしい言葉です。
ところで新聞で毎日のように富士山のことが話題になっています。
「標高八合目の診療所弾丸登山でsos高山病患者続々」
「(富士山保全協力金)一人千円任意で集金 登山者に賛否」
「山頂に犬置き去り」  こんな記事を見てどう感じられますか?
お写真花と冨士綺麗です。 斉藤様の益々のご活躍
期待しております。

投稿: 石原まや | 2013年7月30日 (火) 10時51分

いつも、コメントありがとうございます。
神々がお在す神聖なお山。富士は遠い昔から信仰のお山でした。
世界文化遺産になったこと、喜ばしいですが、反面、世俗化が進み侘しい気持ちです。
富士は厳粛な、厳しいお山です。軽々しい登山はしっぺ返しをくいます。観光を売り物にする風潮が嘆かわしいです。
あの端正な姿を眺めていると母親ような暖かい懐かしさが湧いてきます。
石原様のコメントとを励みにして、写真道楽を続けたいと思います。

投稿: 佐藤 | 2013年8月 2日 (金) 22時11分

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