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2014年11月

秋色の函館・小樽の旅

今年度中、東北新幹線が函館まで開業し、現在運航している寝台特急「北斗星」がなくなるとのこと、郷愁を感じながら、友人達4人と陸路で北海道に旅をした。

2014.10.30~11.02
今年の秋は」例年に比較して早い。大沼国定公園では早くも木の葉が散り始め、冬支度の気配である。

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新日本三景にも数えられる大沼から眺める蝦夷駒ヶ岳は、標高1131mの活火山で、尖った山頂、剣ヶ峰の威容が特徴である。

187現在火山活動は、小康状態であるが、山頂部の入山規制は続いている。

裾野には、カラマツやエドマツなどが繁茂し、高度を上げるとナナカマドなどが植生し、300m付近化が森林限界となる。

名山の素晴らしい佇まいは感動的である。

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函館・五稜郭は紅葉真っ最中であった。
五稜郭は、幕末の函館開港にともない造られた中世ヨーロッパ式の城塞都市方式の土塁である。

榎本武揚・土方歳三らの旧幕府方と官軍との壮絶な戦が偲ばれる。

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2010年に復元された函館奉行所。安政4年蝦夷地における政治的中心の建物で、往時の歴史が感動的に感じられる。

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湯の川温泉街の山側に佇む紅葉最盛期の見晴公園。

明治31年に造成された豪商、旧岩船氏の広大な日本式庭園である。

園内には100本の桜の木があり、書院造りの園亭など市民の憩いの場ともなっている。

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湯の川温泉で旅の汗を流し、翌日小樽港に行く。小樽運河は大正12年に完成し日本海側の重要航路の一環として北海道の開発に大きな役目を果たしてきた。

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しかし、時代と共にその役目を終え、一部が埋立てられ、散策路や街灯が整備された。

運河沿いの石造り倉庫群は当時のまま残され、観光名所となっている。

観光客には、中国人や韓国人も多く国際化の波がひしひしと伝わってくる。

街には、ガラス工芸の美術館もあり、ガラスの歴史など楽しく学ぶことが出来る。

つたで覆われたびーどろ館が秋を彩る。

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登別温泉は、大きな温泉街で、ホテル群は広大で、各種湯槽の数と広さには驚嘆する。

豊富な源泉が地獄谷から湧き出る。
噴煙の中湯泉が流れ、まさに幽玄な光景である。

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札幌発16時、翌日9時半上野着。17時間半、寝台列車に揺られて帰路につく。十津川警部のサスペンスドラマに出てくる列車は、楽しいひと時であった。夢うつつの中、ゴトゴトと揺られた車中も楽しい思い出になるであろう。

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八ヶ岳高原紅葉

夏から秋と季節は駆け足で通り過ぎすぎようとしている。日々の多忙に捉われてついついブログの投稿も疎かになりがちになってしまった。
 しかし、過日八ヶ岳高原を旅したとき時の、紅葉真っ盛り雄大な山岳美の感動が脳裏から離れられない。

2014・10・25日撮影

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八ヶ岳は、長野県と山梨県との県境にまたがる、南北30kmの大山脈群でその中の権現岳は、2715m、錦の纏を羽織り紺碧の天空にそそり立つ。

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標高2千mの美しの森から眺める甲斐駒ヶ岳(2967m)

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その左奥にそそり立つ日本第二の高峰北岳(3192m)を300mmmの望遠レンズでとらえる。

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遥か彼方、雲海に浮かぶ墨絵のような富士山は心に滲みるようである。

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長野県小海町に向かって車を走らせると、錦の山並みが連綿とつらなる。

松原湖を左に曲がり、麦草峠方面に向かう。途中、カラマツ林の黄葉が見事である。

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八ヶ岳をぐるりと周り蓼科方面に向かう。

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からまつ林の中を縫って清流が流れる。静寂のなか、せせらぎの調べに聞き入る。

切り株に腰を落とし、一休み。人生80年余無常を感じるひと時であった。

想えば我が家では戦後荒廃した山に、必死になって植林し、山林を持つことは家の大きな財産であった。

今は亡き父は子や孫のために必死に山を守った。.しかし、数十年の時が流れ、今の時代何の価値もなく、ただでも貰い手もいない。

そんな人間の思惑など無関係に、樹木は我が生命のため四季折々の美姿を咲かせる。

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錦の先には里山があり、さらに、その先には八ヶ岳の峰々が連なっている。まさに、これが日本の源風景であろう。





 

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