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白馬・里山の錦絵を撮る

2015年11月8日~9日

白馬・里山の紅葉を撮る旅に行ってきた。
当日は雨マークであったが、峰々を覆った霧が流れ、薄雲が棚引き、錦絵の山肌が幽玄の中に浮かび上がり、絶景を垣間見ることができた。(写真をクリックすると大きくなります

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朝もやに包まれた青木湖は、ひっそりと静寂のなかに佇む。からまつの紅葉が鮮やかに滲みる。

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天気が良ければ背後に雄大な、鹿島槍ヶ岳・五竜岳・白馬三山が聳えるが、今日は白一色である。
鏡のような湖面に錦絵が映え、白雲が流れる。自然のハーモニーが心のなかに感動を呼び起こす。

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湖面のスクリーンには、白鳥の姿模様に、また白装束の山伏姿に、やがて千変万化とチリチリに乱れる舞い姿が映し出される。
静寂の闇が周囲を包み、時折り、遠く微かに小鳥のさえずりが聞え、時が静かに流れる。

私にとって、青木湖と木崎湖は若かりし頃愛読した、松本清張の長篇推理小説の中の「影の地帯」に」出てくる神秘的な湖で、清張の描写が今も脳裏に残る懐かしい地名でもある。

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白馬村は、遥かに遠い幼き頃の郷愁が連想され、佇み眺めると心が和らぎ、子供の頃が想いだされてくる。

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今回同行の仲間のなかで最高齢者は89歳のS氏で、そのお元気なことには本当に頭が下がる。素敵なカメラを肩にその姿は凛として、耐え抜いた人生の風雪を感じる。

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長寿社会とはいえ、健康年齢は意外と低い。この先輩を範として、私も、活力ある人生を送りたい。

今回の旅の案内は、
現地写真家のO氏にお願いしたが、新潟県・糸魚川市郊外の山間にまで足をのばして下さった。

渓谷は晩秋真っ盛り。せせらぎが、煩悩を洗い流し、すがすがしく、気分を爽快にする。

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不動の滝。

細い帯となって天井から紅葉の樹間を降りてくる滝の姿は一幅の掛け軸を見る思いがする。
滝の高さは70m、3段の滝となっている。

滝の傍らに、22歳の若さで散った幕末の漢学者坂部周範氏の碑と、読み下し文の碑が建っている。

難解ながらも、滝の美を余すことなく詠んだ名文であることが分る。

白馬村と長野市とのほぼ中間に小川村がある。北アルプスの峰々の景観と星のロマントピアとして美しい村である。
あいにく、北アルプスは見えなかったけれど、美しい残り柿の風景を撮ることができた。

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姫川に沿って走る大糸線の中央線直通あずさ。

高齢化社会において、如何に健康で生きがいを持って、晩年をすごすか?

カメラを持って旅をする。今回の仲間たちは、この感動を共有するサークルである。

1日目のホテルでその日に撮った写真を、PCで観賞し、各人各様個性的な素晴らしい写真に感嘆しあった。本当に楽しい旅であった。次回例会では、プリントした写真が楽しみである。皆さん本当にご苦労様でした。

案内していただいたO先生には、大変お世話になりました。我儘なお願いも聞いて頂き、本当に有難うございました。

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