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「千葉大空襲100人の証言」読後感・ひとり言

2010・1・19

2009・11月「千葉大空襲100人の証言」が発刊された。既に戦後64年が経ち当時の悲惨が風化されつつあるとき、この証言集を読み、改めて国民が受けた悲惨な体験を思い出し平和への願いを強く感じるのであった。

千葉市は1945年6月10日と7月7日に空襲を受け、市街地の7割以上が焦土となり、死傷者1595人にものぼったとか。今回の証言者は私と同世代の当時14~15歳の方が多く、私の戦時の体験と重なり、遠い過去の記憶が呼び戻され胸に強く響いてくるものがあった。

しかし、空襲の体験が無い私と違い、紅蓮の炎のなか、家族や、友を失いながらまさに筆舌に尽くしがたい惨禍を体験された方々の生々しい文には、胸が締めつけられる思いであった。同時に、こんな戦争を引き起こした当時の国の指導者が犯した愚かさに強い怒りを覚えずにはいられない。

この証言集は我が家に末永く保存し、戦争を知らない子孫たちに歴史の教訓として、残したいと思っている。

日本が平和国家として末永く繁栄するには憲法9条の理念は絶対必要と思う。しかし世界の現状を見るとき残念ながらテロや、無法も存在する複雑な国際情勢である。また、海外で活躍する邦人を守る必要性もある。憲法9条2項で禁じる戦力も、すでに、自衛隊が持っている。この整合性をどうするか。この点、改正も必要ではないか。

日本が戦争を引き起こした遠因は近隣諸国の中で孤立化したことではないか。今後、日本は日米同盟を基調としアジア諸国との友好を更に推進していくことが大事ではないかと思う。

時は流れ、今は平和である。1月11日信州霧ケ峰高原に写真撮影を兼ねてドライヴに出掛けた。冬景色のなか、遠く、南アルプス・中央アルプス・北アルプスの峰々が展望され素晴らしい眺めであった。この美しい平和な日本が永久に続くことを願いながらシャッターを押した。

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左の写真:遥か南アルプス連峰

右の写真:中央アルプス連峰

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左の写真:北アルプスの展望

右の写真:遥かに浮かぶ富士山                

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